精進川小中学校跡への道@七飯町 2018.10
旅の途中、天気も良いので横津岳からの眺望でも…
と、ナビアプリに横津岳と入力し案内のまま進んでいくと意外な場所へ着いた話。
(タイトルでネタバレしてるけど)
横津岳には10年以上前に行ってて、いや、こんな道じゃなかったけど…
と思いながら、それでもそのまま進んでいくと、いつしか道はダートに。
ただ、林業で使われている現役の林道っぽいので、まぁ進んでみる。
何かのゲートがあるけど、ずいぶん前から開きっぱなしっぽい雰囲気。
ゲートの先から道幅は極端に狭くなり、精進川を渡る橋の先で、
木か倒れこんできている+流水で道が悪い。ということでここで断念。
バックで精進川の橋まで戻る。
先の赤い柱2本のところまで行けば何かあるのかも。
ゆっくりバックしていると、碍子が落ちていたり何やら生活の痕跡がある。
ピンクのリボンが巻かれている所を見てみると、
「精進川小中学校跡地」と書かれた看板が倒れているのを見つけた。
(今にして思えばちゃんと読んでおけばよかった)
よく見れば橋の横にあるこれも水管橋だ。
ただ、上水道の水管橋は保温管があるはずだから別の内圧管か…
橋の真ん中にある空気弁に1975と書かれている(多分、空気弁の製造年)
碍子・川の赤さ・小中学校・水道じゃない水管橋。一つの考えが頭に浮かぶ。
ここ、鉱山の集落跡でしょ。
山を下りてケータイの電波が届いてから精進川小中学校を調べると、
1947年 精進川鉱山の社員の家族などの子弟の教育のため精進川分校が開校
1951年 七飯町立精進川小学校として独立
1953年 大沼中学校から精進川中学校が独立・併設
1959年 精進川鉱山が閉山し児童数が減少したため1961年閉校
平成8年に看板が設置される
以上wikiより。そして道の先に見えた赤い柱2本は宗教団体の建てた鳥居の残骸らしい。
そして先には坑口も残っている、と。
GPSログ。帰宅後調べると、この先は駒見線という林道に繋がっている。
ちゃんと下調べしてから再訪したい。
磐石岳線@八雲町 (2018.10)
以前から来てみたかった八雲町の磐石岳線へ。今回は道道573号側から。
入ってすぐのところに物置がわり(?)の廃バス。
基本的には生きている林道で走りやすい(この日は雨でアレだけど)。
災害復旧工事の杭も立っている。
コーナーを抜けると突然現れるトンネル。これが見たくて磐石岳線に来た。
林道のトンネルってなかなか出会わない。
銘板によると延長405m、幅員5m。林道には十分すぎるトンネル。
うん、素晴らしい。
トンネルをピークに下り坂。雨なので慎重に。
晴れていれば紅葉と相まっていい景色なんだろう。
けっこう降りてくると左手に建物が見えてきた。
(あとで分かるが、これが盤石温泉 盤石山荘)
盤石山荘を過ぎて落部川を渡れば、
道道67号に接続して磐石岳線は終了。盤石山荘の看板も出てるね。
さて山の名前は磐石岳、トンネルも磐石岳トンネル。
そして林道名の看板は盤石岳線で温泉も盤石山荘。正解は?
(先人たちによると山の名前である「磐石」が正解とのこと)
今回のGPSログ