GPS軌跡で北海道白地図を描く -Epilogue-
11/23から11/29のGPS軌跡。やっぱり知床半島がないと…
- 距離 : 約2,590km
- 日数 : 7日間
- まわった市町村 : 78市町村(うち、上川22市町村・空知25市町村は一つも回っていない)
距離については当初の目算どおりなんだけど、その配分については反省が残るところ。1日500km走った日が2日あったけど、景色見たりとか、安全とかを考えると多くても400km以内に抑えたい。
時期的な問題について、流石に11月はオフシーズン過ぎの感じ。どこに行っても混んでいないから良いっちゃ良いんだけど、いかんせん日の入りが早すぎる。早起きして移動することが苦痛じゃなく、荒涼とした風景が好きという場合を除いてはもう少し早い時期(10月とか)の方がいいと思う。降雪のリスクもあるしね。
旅の足として平成4年、10万キロ越えのJA11はどうだったか? もちろん快適ではないんだけど、壊れることも無く無事走りきってヨカッタヨカッタというところ。F6Aって丈夫だなぁ… まぁ旅は快適さよりも気に入った手段というのが優先されるべきと思ってるんだけど、車中泊ができる車やテントなんかを積んでいくと、もうすこしプランに柔軟性がでる気がする(けど、11月にキャンプはちょっと…)
一周は右回りが良いか、左回りが良いか。単純に左側通行ってことで、より車線が海に近い右回りにしたんだけど、次回があれば逆打ちもいいかな、と思う。見える風景が違うと新たな発見があるかも。
好きな道路・印象に残った道路
左:道道106号稚内天塩線 右:猿払村の村道?エサヌカ線というらしい
左:北太平洋シーサイドライン 右:昆布刈石地区
特に昆布刈石はだんだん舗装化が進んでるっぽいので、行くのは早いうちがオススメ。
とりとめないけど、そんなこんなで北海道一周レポートはおしまい。早くももう一回やりたい気分だ。
GPS軌跡で北海道白地図を描く 6・7日目
2009.11.28 函館市 → 小樽市
2009.11.29 小樽市 → 石狩市
続き書くのにずいぶん日があいたね〜。ま、適当ブログなんで。
28日はうまく宿泊地を設定できなかった日。結局夜に小樽で宿泊、という日。小樽も普段の生活圏なんだけどね。翌29日はほんのちょっとの距離なんで記録的にはまとめて掲載。
左:函館駅 右:函館駅前
朝の函館駅。函館駅もすっかり再開発されて綺麗になったけど、昔の青文字盤のでかい時計がある駅舎のほうが好きだったなぁ… キヨスクで適当にお土産を買って、国道5号・227号・228号を通り北斗市へ。
函館と言えば… ということで、朝から北斗市のハセガワストアへ。さすがに朝なんで焼き鳥弁当は食べなかった。
今日は天気もいいんで、そのままホイホイと国道228号で道の駅「しりうち」へ。ここまでで函館から60キロくらい。
道の駅「しりうち」も浜小清水の駅と同様、鉄道駅併設の道の駅。こういう策はいいと思うなぁ。ちなみに鉄道駅併設型道の駅は北海道に2個しかないらしい(2009.11現在)。2個とも今回の旅で制覇。
そのまま国道228号を進み、次は道の駅「横綱の里ふくしま」へ。
観光シーズンなら幟とかあがっててかっこいいんだけどね。時節柄(略)。道路を進み、北海道と本州が一番近い岬、白神岬へ。
本州に一番近い(=北海道最南端)で、遠くに津軽半島の竜飛岬が見えるわけ。ちなみに本州最北端は竜飛岬じゃなくて、下北半島の大間崎。
白神岬は松前町で、道の駅はすぐそこなんだけど、久しぶりに産業遺構
松前線かな? の橋脚。そこから5キロほど進むと道の駅「北前船 松前」。
道の駅から白神岬方向の景色
道の駅から道路をはさんで松前城が見える。5月の連休あたりだとものすごい渋滞なんだけどねぇ。
更に国道228号を50キロほど進むと、次の道の駅「上ノ国もんじゅ」。
景色の良い道の駅なんだけど、季節柄(以下略)、しかもさびしい。そんなもんじゅを後に更に国道228号を進み江差町へ。
江差町にはいるとこういう渋い物件(?)が結構ある。さすが歴史あるまち。市街地を抜けて3キロぐらい行くと道の駅「江差」(個人的に凝った名前じゃない、平仮名じゃない、ストレートな名前の道の駅って好きだなぁ)。
江差町の真ん中に無いせいか、地味な印象。宿泊施設もあるらしいんだけどね。江差町からは国道227号・229号を抜け、15キロほどで乙部町の道の駅「ルート229元和台」へ。
ここも展望が売りの道の駅かな。季節柄(以下略)だけど。時間的にもお昼時なんだけど、なかなか適当なご飯スポットがないのよ。そのまま国道229号を北上。道の駅「てっくいランド大成」へ。
時節柄(以下略)なので、トイレ(?)とかの改修工事中。もうせたな町なんだけど、瀬棚といえば、個人的に三本杉岩の印象が大きい。
三本杉岩は少し離れたところからの方が見栄えするね。そしてこの防波堤の前にある
この人魚像はなんだろう…
三本杉岩から国道229号を5キロほど進むと、虻羅トンネルというのがあるんだけど、その手前あたりからトンネルの岸壁に
旧トンネルと思われるものがある。今度時間のあるときにちゃんと見にこよう。で、ここから更に30キロほど進むと道の駅「よってけ!島牧」へ。
ここは売店もやっているし、施設内も明るくてオフシーズンでも生きている感じ。昼ごはんを食べないまま現在14時30分。今日は小樽に泊まって鳥のから揚げで夕飯! というプランを決断。でも積丹半島をまわって小樽へ行くとあと200キロ以上あるんだよねぇ… よってまた半合宿モードに。
蘭越町の道の駅「シェルプラザ・港」を通過し、このあたりの
たくさんある旧トンネルに後ろ髪をひかれつつ通過。ガシガシ進んで積丹半島の入口の町、岩内へ。
左:岩内町メインストリート(?) 右:道の駅「いわない」
この時点で16時をまわったくらいで、まもなく日没。何のために神威岬経由で小樽に… いや、言うまい。
遠くに神恵内村の夜景と漁火(?)を見ながら、もう暗さが限界なので今日の旅の写真はこれでおしまい。
小樽に着いたのは20時近く。目的どおり若鶏を食べに…
あけて29日、時間にゆとりもあるので小樽市内をダラダラと…
小樽のちょっと古いところと新しいところが混ざった風景を見たり、
風情のある手宮線の跡を見たり… そんな感じで小樽を後に。国道5号・道道225号、そして国道337号へ抜け、国道231号との交点へ
スタートとゴールは雨天。とりあえず北海道一周終了。
はたしてGPSログは北海道白図を描いているのかなど、総括は次回。
28日の走行距離 500km
29日の走行距離 50km
今日通過した市町村 20市町村(重複カウントせず)
(北斗市・木古内町・知内町・福島町・松前町・上ノ国町・江差町・八雲町(2回目)・せたな町・島牧村・寿都町・黒松内町(2回目)・蘭越町・岩内町・協和町・泊村・神恵内村・積丹町・古平町・余市町・小樽市・札幌市)