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2012年GWの旅(2/2)

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温泉旅の2日目、今日は家に帰る日なんだけど、やっぱりそれだけじゃつまらないので少し寄り道しながら帰ることに。

2012-05-04

で、部屋のテレビなんだけど、有料放送って最近カード式かフロントで精算するタイプのが一般的かな~ とか思ってたんだけど、ここはテレビがちゃんと薄型液晶なのに100円玉投入方式なのね。最近にしちゃ珍しくて、なんだか懐かしい気持ちになったり(残念ながら何を放送してたのかは確かめられなかった)、

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朝食バイキングで、ちゃんといつもの通り和洋折衷+卵かけご飯というアレなセレクトしたり、朝風呂いったりして10時近くにチェックアウト。

2012-05-04

道の駅「樹海ロード日高」(地図1)に寄りつつ、今日は南富良野方面はかなやま湖経由で国道274号に戻ってウチに帰るというプラン。なんでそんなヘンなルートかというと、せっかく近く(?)まで来たので幾寅駅に寄って行こうかね、ということでね。

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国道237号で日高峠を抜け、占冠村から道道136号(地図2)に入りトマム方面へ進む。雨が降ったりやんだりのイヤな感じ。トマムから道道1030号(地図3)で幾寅峠を抜け…

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ようとしたら、冬季通行止め。ちょっと遠回りの予定が結構遠回りになりそうなヨカン… ちなみに5月18日までの通行止めと書いてあったような気がしたけど忘れた。

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だんだん雨と風が強くなってきたような… と思いながら道道136号(地図3)を進む。そのまま道道1117号、国道38号を経由して、やっと幾寅駅(地図4)へ。

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ここはただのシブい駅舎じゃなくて、幾寅駅 = 幌舞駅 ということで鉄道員(ぽっぽや) のロケ地なのね。基本無人駅で現役の駅舎なんだけど、展示コーナーなんかもある。

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コレもセットの運賃表。実際にはない駅も記載されてる。

幾寅駅を見学したんで、ちょっと北にある道の駅「南ふらの」(地図5)へすすむ。

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雨なんだけど結構な人出。さすがの富良野ブランドといったところ? 寒いのでなんか暖かいものでも食べようかな~ とレストランを見てみると、エゾカツカレーという鹿のカツカレーがあったんだけど、2日連続カレーってのもアレかな + こういう作られたB級グルメは何かに踊らされている気がしてイヤ、と思い今回はパス。国道38号でかなやま湖方面へ向かう。

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かなやま湖畔通っていると、いつも気になる緑の橋(地図6)があって、まぁ今日は時間もあるのでわたってみることにした。渡ると小さな集落(あるいは元集落かな?)があって、その先になんかの工場と東鹿越駅(地図7)

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があった。この駅もまぁまぁ秘境駅なんだけど、ちと変わってるのはホームに「石灰石」と黄色い字で書かれた石が置いてあった。調べてみる

かつては日鉄鉱業東鹿越鉱業所へ続く専用線があった。この専用線は、ホクレン農業協同組合連合会中斜里製糖工場において砂糖の製造過程で使用される石灰石を発送するために使用されており、そのため中斜里駅との間に1日1往復(末期の本数)の石灰石輸送列車が運行されていたが、1997年3月に廃止された。

以上wikipediaより、と言うことで隣に見える日鉄鉱業東鹿越鉱業所で採れた石灰石なんだろうね、多分。東鹿越駅を後に昼ごはんを求めて道の駅「自然体感しむかっぷ」(地図8)へ向かう。

2012-05-04 13.02.23

寒かったのでなんだか懐かしい学食的な味のしょうゆラーメンを注文。

で、ここから先は、道道136号・610号から国道274号をずーっと進んで帰宅。1泊2日の温泉旅行は無事終了ということで。しかし、ただでさえ帰り道は写真も少なくなりがちなのに、雨だと尚更だね。

2012年GWの旅(1/2)

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ちょっと仕事が忙しいんだけど、せっかくのゴールデンウィークなんで温泉ぐらい行きたい、ってことで、そんなに遠くない日高の沙流川温泉に行ってみたのが今回の旅。ただ、ホントに距離が近いんで少し遠回りして平取町をウロウロしつつ行くという感じで、旅は5月3日にスタート。

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まずは国道36号で太平洋側へ抜けるんだけど、途中で道の駅「ウトナイ湖」(地図1)に立ち寄る。幟のなびきっぷりで風の強さがわかるかな? まぁとにかく風の強い日。ここに来るといつもパン買っちゃうんだよな~ 焼きたてに弱いのだ。道の駅をあとに、海をめざして沼ノ端経由で厚真方面へ。

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調子よく海沿いを進むんだけど、厚真火力発電所(地図2)に進路を阻まれて迂回。苫小牧東部石油備蓄基地(地図3)まできて、国道235号で再度海側へ進む。途中、浜田浦駅(地図4)があるのでちょっと見てみる。

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秘境駅によくある、いわゆる板張りホームではなく砂利敷きのホーム。まわりに民家もなく、海側に工場の土取り場(?)があるくらい。アクセスしやすいから秘境駅ってほどでもない? 浜田浦駅の少し東側に道の駅「むかわ四季の館」(地図5)があるので、ちょっと一休み。

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中ではノーベル賞受賞、鈴木先生の記念展示室が設置されてた。ノーベル賞創設はノーベルのもう一つの間違いと言った物理学者がいたけど、鈴木先生も大変な思いをしたのかな? 道の駅をあとに国道235号を進み、日高門別で国道237号へ分岐して平取町方面へ進む。まずは平取町の義経公園と義経神社(地図6)へ。

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義経公園はこんな感じの林道があるんだけど、コペンで走行すると案の定車の底部をこするのでとっとと戻って義経神社へ。

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この神社、桜の名所でもあるんだけど、まだちょっと早いね。で、ここは何のご利益の神社なのかな~ と幟を見てみると

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競走馬についての願掛けがすごく多い。馬にご利益のある神社なのかな? あるいは日高が馬産地だからなのか。ちなみに神社敷地内に、

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「平取油田記念碑」と書かれた石碑があった。平取油田? と思って調べてみると1956年から一時生産した時期があるらしい。石狩油田跡とちがって油臭いという感じはなかったけど、ここが油田跡というわけではないのかな?

そろそろお昼ごはんの時間なんで、またじゃんけんぽん(地図7)に行ってみる。

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ゴールデンウィークだけあってすげぇ混みっぷりなんだけど、回転も早くそんなに待たされない。今回はハンバーグカレー(大盛り)を食べてみたんだけど、やっぱり美味しい。普通、カレーの風味にハンバーグの味が負けそうなもんなんだけど、ハンバーグの美味しさがカレーの風味に勝っている。

お腹も充分満たされたんで、ちょいと平取町の山の中に向かっている道道638号を進んで見ることにする。

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こんな感じの一部ダートでちょっと狭めな道道。悪くない雰囲気。と思ったら豊糠という地名のあたり(地図8)でわりと最近整備された雰囲気の道道になっていて、すこしガッカリ(いや、地元の人にはこっちのほうがいいんだろうけど)。このあたりは豊糠小中学校ってのが平成20年まであったらしいけど、今は見てのとおり。で、また少し進むと道が狭くなってるんだけど途中から道道845号になって、地図9のあたりまでくると

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なんだか新道建設中~な感じの場所があって、その先もまた広い道が整備されている。こんなトコにそんな良い道路いる? という感想だったんだけど、あとから調べて分かったのは、恐らく平取ダム建設による代替道路なのかも、ということ。このダムも現在工事が凍結中らしく、どうなるんだろうね。

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先に進んで地図10のあたりにまた学校跡。ここは恐らく旧芽生小学校で、平成4年に閉校。ここまで何個か学校跡地があったけど、このあたりの集落って旧鉄道路線よりもかなり奥まった地区だし、何目的で開拓され、なぜ消えていったんだろ… 炭鉱系ではないようだし、まさかさっきの油田でもないだろうし。地図上は町営牧場って書いてあるから「びらとり牛」の畜産なのか、それともアイヌ文化がルーツなのかな?

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道道845号から道道797号を経由して国道237号に戻って北上。途中から右折して道道847号(上写真はちょうど右折したあたり)へ。この道路も少し進む(地図11)と廃校と思われる建物が

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木造校舎と手前が体育館か講堂かな? 多分、日高町立富岡小学校だと思う。この資料の参考資料1-5によると1976年3月廃校、とある。そのわり原型留めてるね。と思って調べてみると、現在は「日高バイブルキャンプ場」ということで、1981年にさる教団が購入、老朽化したため最近は売却にむけ準備中とのこと。このシブい建物を見られるのも時間の問題なのかもね。

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そのまま道道を北上して、今日の宿である沙流川温泉ひだか高原荘(地図12)へ。後ろにスキー場がある宿泊施設 = 今はオフシーズンということなのかな? なんにしても静かで良い雰囲気。

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宿に入るとシカとクマがお出迎え。中に進むと公共の宿によくある感じの宿で、サービスも過剰ではなく必要最低限。「温泉に入りゆったりする」というウチみたいな利用方法にはちょうど良い感じ。わりと早い時間についたんで、ビール飲んで風呂に入ってまた飲んで… で1日目は終了。

2012-05-03

では寂しいので夕ごはんをちょっと紹介。魚をメインにした料理で美味しかった。純粋にゆっくり休むために来るには良い宿。

2週間後、再び三弦橋へ

さて、前回三弦橋を見に行った際、国道は新しい道路に切り替わっていたんだけど、ひょっとするとゴールデンウィークとかの休工日なら旧国道に潜入できるかも… と淡い期待を持ってフォルツァで三弦橋に行ってみた。

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国道274号で夕張市に入ってすぐのところ(地図1)に「滝の上自然公園」があるので、そこで一休み。ここは千鳥ヶ滝が有名だけど、もう一つ産業遺産好き向けに「北炭滝之上水力発電所」という大正生まれの現役(!)発電所が有名。

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北炭はもうないので、今は北海道企業局の持ち物。末永く保存しててほしいなぁ… と思いながら滝の上公園をあとに国道274号で「夕張メロード」(地図2)へ。

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ゴールデンウィーク中にボチボチな混み具合。開通した道東道の影響かなぁ… もう少し混んでてもいいんじゃないかい? 夕張メロードから国道452号にわかれてシューパロダム方面へ。そのまま向かってもアレなので、清水沢経由(地図3)で進んでみる。

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炭住? 市営住宅? が多くある。おそらくこの風景が夕張の原風景に近いものなんだろうなぁ… と思いながら、国道452号に戻りダム方面へ。

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新旧国道の分岐点(地図4)まできてみると、今日も誘導員が立っていて休工日ではないらしい。やっぱり入れないか~ と思って見ていると、普通車に乗った人が誘導員と一言二言話をして通してもらっている。これは! と思って誘導員に「橋見に行っていいですか?」と聞いてみるとスッと進路を開けて誘導棒を振ってくれた。

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もう会えないかと思っていた旧シューパロトンネルと、更に旧旧トンネル(地図5)。こう見ると旧シューパロトンネルもまだ結構新しいんだけどね。

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トンネル抜けるといつもの駐車場。もうこられないかも、と思っていた場所だったのに!

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相変わらず見栄えする三弦橋。雪解けが進んで水位が上がってる。ホントは澄んだ水に映る三弦橋も見たいところだけど贅沢は言ってられない。そしてコレを沈めちゃうのはやっぱり勿体無い。

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駐車場から道路を挟んで山側にトンネル(シェルター)がある。ここももう見られないカモなのでじっと観察。文献やウェブサイトでは「青葉崩落覆」と呼称されている。展望台をあとに少し進んでみる(地図6)と、何かの遺構。

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旧駅跡(場所的にはシューパロ湖駅あたりだけど、聞き及んでいる姿と違う)なのか、転用されたサイクリングロードの施設なのかは分からない。

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少し進んだ先に新旧国道の位置関係がわかる場所。新国道をあんなに高くしかきゃいけないってことは、つまりこのあたりはやっぱり水の下に沈んじゃうってことだね。

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もう少し進んだ所(地図7)に、夕張岳登山道へ抜ける14t規制のかかっている「白銀橋」。ここももう渡れなくなるであろう橋なんで、じっくり堪能しておく。国道に戻ってもう少し先に進むと、

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明石沢橋梁が見えてくる。三菱石炭鉱業大夕張鉄道線の中で現存している2つの橋の内の1つ。赤い手すりはサイクリングロードに転用されていた名残かな? 残るもう一つの橋は少し先(地図8)にある旭沢橋梁。

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後ろに新国道が見えている = 水位と植物の枯れ具合次第では新国道からも見えるということ?あとで見ることにする。で、ここはいくらなんでもサイクリングロードにはなってなかったんじゃないかな? 自転車だと、さすがにこれは怖いし。更に北上すると

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千年町駅のあたりなのかな? 交通安全都市の看板が物悲しい。その先の鹿島緑町あたり(地図8)で、

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旧国道が本格的に通行止め。素直にここで引き返えして、ホントに旭沢橋梁は新国道から見えるか確かめてみることにする。全長2キロ強の新シューパロトンネルを抜けて地図10までくると、

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見下ろす形で確かに見ることができる。ちなみに新旧国道の北側合流点(地図11)は

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こんな感じ。もちろん左が旧国道、右が新ね。もう2度と人を入れる気は無いみたいな断絶のしかた。まぁダムの上流側なんで入れないようにするのが当たり前なんだけどさ。

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夕張巡りの最後にとりあえず夕張駅(地図12)まできてみた。なんだか今日見たものの対局にあるようなファンシーな建物。帰り道、道道3号札幌夕張線を走りながら色々考えて、でも考えがまとまらなくて、ボーっとしつつ帰宅。今日わかったのは沿道沿いの遺構を探すのにスクーターはむいてるってこと(特にサイドスタンドで停車してもエンジンが止まらない場合)。

プロフィール

でこ

Author:でこ
10数年ぶりに林道に帰ってきたオッサンです。
2007年・2008年の林道探索記録についてはコチラ

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