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地味に良い積丹半島

20120619 

積丹半島は札幌圏からの定番ドライブコースということで今更すぎて最近あまり行っていなかった。行けば良いのは知ってるんだけどね。で、久しぶりに行ってみたら想像していた良さよりもう少し良かったので、今回は「地味に良い積丹半島」というタイトルの記事。

天気予報的には曇りだったんだけど、まぁまぁの晴れっぷりな小樽築港界隈(地図1)。そのまま国道5号で余市方面へ進んで余市(地図2)の市街地あたり。

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やっぱりちょっとどんよりした天気。道の駅「スペース・アップルよいち」に寄ってちょっとしたお土産買いつつ、時間がないのでニッカウヰスキーの見学はパスして、

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余市町内の銭湯的な温泉に「宇宙の湯」の表記があって随分と宇宙推しな町だなぁとか思いつつ、国道229号を進む。

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積丹半島は、以前は狭隘なトンネルが多かったんだけど、さる事故があって以降、急速にトンネル工事が進んでね。最後の狭隘トンネル(?)がこの梅川トンネル(地図3)なんだけど、横に新トンネルが完成しつつあるところを見ると、このトンネルを通ることができるのもあとわずかなんだろう。その梅川トンネルを抜けてワッカケトンネルを抜けると島泊漁港(地図4)という小さな漁港があって、

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そこはかつて国道から車で走りながらでも見ることができた「ローソク岩」のビューポイントなのね。陸地(旧国道)と岩の距離はこんな感じ。で、かつての国道は今

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こんな状態。まぁ、実際上を見上げると岩が落ちてきてもおかしくない感じだなんだから仕方ないんだけどね。積丹半島も前ほどは海沿いをドライブ、という風情ではなくなってきてる。ちなみにその島泊漁港自体は

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こんな感じのシブい漁港。今回初めて寄ってみたけど、いかにも「北海道の漁村」という雰囲気で悪くない。ローソク岩を堪能して更に国道229号を進む。古平町(写真5)まできて、ちょっと海沿いへ寄り道~ と集落をウロウロしていると

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これも旧国道なんだろう、正面に塞がれたトンネル。あとで調べてみるとこれは丸山トンネルで、2008年に切り替わったらしい。今回は無理だけど今度じっくり旧トンネルの調査でもしたいねぇ、とか思いつつ、国道を更に進み、積丹町で道道913号へ分岐する。道道をややしばらく進むと集落があって、

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そのちょっと先に積丹岬と島武意海岸(地図6)への分岐があるので、ホイホイとそちらへ進んで日本の渚百選に選ばれている島武意海岸に降りてみる。

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駐車場から照明もなく真っ暗なトンネル(怖)を抜けて海岸方面へ進むんだけどね。今回はなかったんだけど、昔ここには「マムシに注意」みたいな看板があって、暗いトコでマムシってどんだけ怖いのよ! と思った記憶がある。

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そんな怖いトンネルを抜けると先は展望台になっていて、(天気が悪くてイマイチな)シャコタンブルーの海が眼前に広がる… 上の写真はちょと見栄張って(?)青く補正してみた。ホントは

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こんな感じ。で、ここは遊歩道で海岸まで降りられるんだけど、

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落石等が発生のため「当面の間」通行止。間が悪いなぁ… (でもこの看板、良く読んでみると事故があっても責任取らない=自己責任なら行ってもよいと読めなくもないよね。あ、行くのを勧めるわけではないよ) 時間も良い頃で、お昼を少し回ったくらいなんで今日の重要目標であるウニ丼を食べに道道913号を進む。

 

6/24追記:島武意海岸遊歩道、8月開通にむけ工事中とのこと。いや、通りで草刈りしてあるなぁと思ってたんだ。

 

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このあたりではド定番の店のひとつ、お食事処みさき(地図7)で、

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三色丼(2,100円だったかな?)と赤ウニ丼(3,200円だったはず)を注文。激美味い。ちなみに三色丼の方のウニはムラサキウニで、赤ウニ丼の方はバフンウニ。積丹のウニは6月から8月までが漁期だったと思うんで、喰えるうちに喰っとけ、と言うことで少し贅沢したのさっ。

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店の裏には積丹神社があったので、写真撮りつつ心のなかで「いつまでも美味しいウニを食べさせておくれ」とお願いしといた。店をあとに道道を進むと再度国道229号に合流、先へ進む。

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やっぱり新旧トンネルが並んでるトコが多いなぁ… とか思いつつ積丹半島の先っぽ、神威岬(地図8)へ。

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強風時閉鎖されて通行止めになる女人禁制の門も今日は開放中。この日は岬には珍しいほど風がなく、波も穏やかな日。久しぶりに岬の先端まで歩きますか、とかおもって進んでいくと…

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本日2回目の通行止め。確かに先の方の遊歩道、歩いてる人いないなぁ… とは思ってたんだけどね。

2012-06-19

次に行けるのはいつかね、神威岬。上の写真は遊歩道から北壁なめで先端方面を見た景色。ここから陸地側を見ると

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念仏トンネルが見える(写真中央右側の小さい穴)。南側を見てみると、

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雲が低く、ちょっと水墨画のような風景。岬からはいろんな風景が見えていいね。でも南側はこれから進む方角だよ。天気大丈夫か? ついでに岬の遊歩道をツラツラあるいていると、古いコンクリート製の何か、

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解説の盤面を読んでみると旧軍の電磁台(電波探知塔)で、無線塔1基・レーダー3基の施設が昭和17年にできたってなことが書いてあった。昔のレーダーサイトってことかな?電磁台をから更に陸地側へ進むと展望台があり、そこから岬の先端方面を見ると

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かろうじて神威岩も見える。やっぱりもっと近くで見たいねぇ。ってなわけで復旧希望でお願いします。遊歩道をあるいていると

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綺麗なカナヘビに遭遇。しっぽもシュッと長くて、恐らく一度も切れたことがないまま大きくなれたんだろう。カナヘビはトカゲの中でもかなり可愛い部類だと思う。で、そんなカナヘビに見送られ(?)神威岬をあとに、国道229号を神恵内村方面へ向かい、道の駅「オスコイ!かもえない」(地図9)へ。

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この道の駅は平成16年の台風18号で大きな被害を受けて、6年経ってやっと営業再開できたフェニックス的道の駅。たしか同じ台風でこの辺の橋も波に持っていかれたはず… って、探してみたらやっぱりそうだった。で、この道の駅、売り物が豪快で

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ホタテ1枚110円だから、水槽に入っている活ホタテを好きにすくって精算して~ という素晴らしい売り方。知っていればクーラーボックス持っていったんだけどね。七輪でバター醤油焼きとか、たまらんすね。ホタテに後ろ髪をひかれつつ、国道229号を泊村方面へ進むと、

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高いところを橋で通りつつ、でも下の方に目をやると旧道といくつかの塞がれたトンネルたちが目に入る。トンネル崩落事故や台風による高波被害もあって、安全な方向に道路は改修されていくんだけど、昔より風光明媚に感じないのは俺が実際に被害を受けた者ではないからなんだね。ちなみにこの辺りの街路灯、ちょっと良いデザインで、

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昔、漁で使ってたガラス製の浮き球がモチーフなんだと思う(バスケットゴールに見えなくもない?)。隣の泊村に進みつつ兜トンネル(地図10)までくると、

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新トンネルの横に旧トンネル2個。ちょっとやり過ぎじゃない?てか、なんとなく勿体なくない? とか思いながら泊村を進んでいく。

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フロントガラスへの映り込みとか、斜めに撮れちゃってる見づらい写真で申し訳ないけど、右に手掘りっぽいトンネル?あるいは奇岩? と中心にカチッとした作りのトンネル。手掘りっぽい方に少し興味があるんだけど、道内でもすげぇ警戒が厳重っぽい場所なんで調べに行くのは恐らく無理だろうと思いつつ泊村をあとに共和町へ。ここから道道569号・818号・269号と進む。国道276号に合流するちょっと手前、地名で言うと幌似というところで

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旧幌似駅(地図11)を見つける。どうも平成19年に国道276号の整備に伴いこの場所に移築されたもののようで、建物自体はネオクラシックな感じ。幌似駅から本日のタイムリミット調整でさっさと国道276号・5号で本日2回目の余市方面へ向かうんだけど、途中の稲穂トンネルを抜けてすぐにある「まつらの滝」(地図12)へ。

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以前もきたことがあって記事にもしてた(でも、ここについてはまた今度、といって既に4年か)。ここは江戸時代末期から明治時代にかけて活動した探検家「松浦武四郎」の碑があって、この上に「まつらの滝」という小さい滝がある。恐らく 松浦→まつら なんだろう。トンネル出入口付近で車の出入りが危ないロケーションで、あまりメジャースポットではないんだけどちょっと好きな場所。で、時間もなくなてきたので急いで小樽まで戻る。

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せっかく運河通りまできたのに歩いて見る余裕もなくさっさと札樽道に乗って帰宅して今回のドライブは終了。

 

なんだけど、その後の用事から一枚オマケ写真。

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モエレ沼公園のモエレ山の山頂(標高62m)。ちなみにここは人工の山なんだけど、ちゃんと二等三角点が設置されているのだ。

コペンのステアリング交換 その2 (NARDI GARA3→MOMO RACE)

前回、コペンのステアリングを純正からNARDIのGARA3に交換して、それはまぁ満足だったんだけど、やっぱりこの車で365mmは大きいカモ… ということで、320mmの設定があるMOMOのRACEを購入・交換してみた。ボスはNARDI・MOMO共用タイプなんで、単純にステアリングを交換するだけの作業。

MOMO_RACE_01

ほんの45mm変えただけなのに操作感も結構変わって、低速では忙しく・高速では適度な重さが扱いやすい。そして車の乗り降りもしやすくて良い感じ。ちなみに車検はホーンボタンにラッパのマークがついていること + メーターが見づらくないこと、ということで、

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メーターもちゃんと見えるし、大丈夫!だと思いたい… ちなみにホーンリングは好みじゃないので着けてないけど、コペンにはこっちのほうがいいんじゃないかな。

ついでにボンネットとトランクのエンブレムも取外し。やっぱりこういうツルっとした車はついてない方が似合うんじゃない?

ちょっと、朝里川温泉まで

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5月がなかなかのハードワークだったんで「近場の温泉にリフレッシュしに行く」ということで、小樽は朝里川温泉へ行って見ることにした。ただ行っても面白く無いので、ちょっと支笏湖からニセコをまわりつつって感じで旅は6月2日にスタート。

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で、最初の休憩地点は支笏湖のモーラップキャンプ場(地図1)。天気予報的には晴れのはずなんだけど、山の上ってことで少し霧っぽい。まぁいつも通りといえばいつも通り。だからこそ晴れてる時はすごく綺麗。そのまま国道276号を進み千歳市と伊達市の境目である滝笛トンネル(@美笛峠・地図2)を抜けると

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一転してバキっと晴天。これから向かう後方羊蹄山とかニセコの山々の景色も期待できるな~ と思いつつ国道276号と国道230号の合流点手前あたり(地図3)まですすむと

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進行方向の正面に(ちょっと霞んでるけど)後方羊蹄山。蝦夷富士と呼ばれるだけあって、なかなか良い形。230号に合流して少し南下(地図4)すると、道の駅「230ルスツ」がある。ルスツリゾートの向かいなんだけどさ。

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ここは結構農産物の販売が盛んで、しかも物も良い。いつも寄ってはなんか買っちゃうんだよね(この日は男爵いもとヤマイモ、あとコロッケ)。いつもと少し違ったのは、つい先日まで中山峠の札幌側が土砂崩れで通行止めになってたんだけど、そのパネル展示がしてあった。

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いやいや、こんなのを良く短期間で治したなぁ、という感想。って、まだ通行再開になってから通ってないけど。で、買い物も済んだので230ルスツを後に、国道から道道66号でニセコ方面へ向かう。真狩村までくると、ちょうど道道が90度向きを変えるところ(地図5)があって、

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ホントはここから道路が一直線に伸びて、その先に見える後方羊蹄山って景色が好きなんだけど、今日はちょうど曇ってて残念な感じだった。道道そのまま進んででんぷん工場(地図6)あたりまでくると

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さっきよりまマシな見え方。でもまわりとの景色はやっぱりさっきの道路の向こうに大きな山、ってほうが好きだな。ないものねだっても仕方がないので先へ進む。

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ニセコ町の、もうすぐ市街地ってあたり(地図7)で、(多分)ニセコアンヌプリが綺麗に見える。ん~、北海道らしい風景。もう少し進んで、そのニセコの山々を岩内町へ抜ける「ニセコパノラマライン」へ向かう。

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パノラマラインを徐々に進み、

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だんだん高度をあげて、

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振り返ると綺麗なつづら折れの道路、

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こんな感じの道路がニセコパノラマライン(って、写真じゃなかなか伝わらない)。晴れた日は最高のドライブルートだなぁ、とか思いつつお腹も減ってきたので岩内町へ向かう。

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パノラマラインを降りてきて、ここは共和町。もうすぐ岩内町ってあたり(地図8)までくると、遠く海沿いになんかの大型プラントが見える。いや、前からあったんだけどね。なんとなく気づかぬふりをしていただけ。

そんなことはいいとして、岩内町に来るといつも寄る食堂があるんだけど閉まってた(閉店っぽい気がしなくもない閉め方、少し寂しい)んで、別の店(地図9)へ行ってみる。

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三色丼(ウニ・いくら・たらこ)を注文、1700円。まぁこんな所でしょう。ところで、普通三色丼というとたらこじゃなくて別の魚介類(例えばホタテなんか)ということが多いんだけど、岩内町はたらこが特産品なんで、こういう三色丼なんだね。というかたらこ丼というメニューもあったし。ちなみにこの店、煮魚系とかもあって、それも魅力。

で、食事も済ませたんで国道276号で小樽方面へ進む。

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ちょうど国道276号と国道5号の交差点(地図10)まで来ると、いつも気になる煙突が見える。道路沿いの看板には「日本アスパラガス」って書いてあったんだけど、アスパラに何で煙突? (日本アスパラガスの会社沿革を見てみると、平成15年から国富配送センター立ち上げとある。この辺が国富なんで、その配送センターは恐らくここだと思う。で、それ以前に出された地図を見ると、この場所は住友金属と書いてある。検索してみると、どうも前は住友金属鉱山の国富鉱山ってのヤツがあって、そこに精錬所があったらしい。おそらくその煙突なんだろう)。

国道5号から道道経由で国道393号で赤井川村に抜け、小樽市は毛無峠に向かう。

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毛無峠は展望台(地図11)が整備されていて、標石が置かれている。こういうのって他でも見たね… ハウスヤルビ奈井江だ。ちなみに展望台からの景色は

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こんな感じ。三分割で撮って、Microsoft ICEでつないでみた。いや、無料でかつ精度よく自動でつなげてくれるんだからたいしたソフトだ。国道393号から道道1号へ抜け、今日の宿のある朝里川温泉へ向かう。来たついでなんで朝里ダム(地図12)をちょっと見学。

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駐車場がちょうどループ橋の真ん中にある。ダムといいループ橋といい、大型人工建造物がダブルで見られるお得(?)な場所。

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ダムを後に今日の宿、朝里クラッセホテルに到着。ビール飲んで温泉入って、また、ビール飲んで、そのあとご飯食べたりして… すごーくゆったりと過ごして一日目は終了。

2012-06-03

あけて翌日の朝食バイキングもいつも通り和洋ごちゃまぜなセレクト+TKG(しかも今日は有精卵!)。美味しくいただいてホテルをあとにする。昨日の続きで道道1号、朝里峠を抜けてさっぽろ湖(地図13)へ。

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今日もいい天気でさっぽろ湖も綺麗に見える。親の運転に同乗してだったか、免許取りたての頃の原付でだったか、旧朝里峠を通った記憶も遠くになりつつある… 。で、そのさっぽろ湖を作った定山渓ダムもちょっと見学していく。

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ダム堤防の上からさっきの展望台を見た写真。で、その堤防を下から見上げると、

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こんな感じ。今日は早く帰って別の用事もあるので、さっさと帰宅して今回の旅は終了。しかし今回ログ取りに使ったF-12C、なかなかGPS掴まないことがあってログが飛び飛び。Ver.UPするとよくなるらしいんだけど、訳あってしたくないし… ログ取りのみIDEOS U8150でも使うかね。

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でこ

Author:でこ
10数年ぶりに林道に帰ってきたオッサンです。
2007年・2008年の林道探索記録についてはコチラ

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