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東北・関東甲信越の旅2012の7日目 (7/8)

Day07-20121012

2012.10.12 長野県諏訪市 → 長野県上田市 → 新潟県新潟市

旅の7日目、とは言っても明日はフェリーなんで実質今日の移動が最終日という感じ。新潟港23時半発のフェリーに乗ればいいんで、時間にはかなり余裕がある。

 

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宿がルートインなので朝食はバイキング。昔は素泊まりで朝マックとか、牛丼屋さん系の朝定食にすることが多かったんだけど、野菜を取りたいと思うと朝食バイキングが合理的かな~ と、最近はそういう選択が多い。そしてまた和洋ごちゃまぜな朝ごはん。美味しいからいいのさっ。

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せっかく諏訪市にきたんで、諏訪大社(地図1)へ行ってみる。全国にある諏訪神社の総本山(という言い方、正しいのかな?)らしく、境内が諏訪湖を中心に4つもあるんだけど、今回はその本宮に行ってみる。

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朝から境内を竹箒で掃除する巫女さん。オッサン集団に声かけられて、恥ずかしそうに集合写真に入ったり… かわいいじゃねーか。

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鳥居や灯篭だけじゃなく塀なんかも最近奉納されてて、古い構造物が少ないんだけど、この小川をわたっていたと思われる橋(いまは手前に側溝が作りかえられている)と石段が古そうで風情があるね。

ところで、全国にある諏訪神社。幼少の頃、近所にあったのが札幌諏訪神社でね。俺が生まれるときの安産祈願とかあるいは七五三とか、結構お世話になってる。少し縁のある神社だったのさ。

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そんな諏訪大社から国道152号を進み諏訪市、茅野市の市街地を眺めながら伊那市は高遠地区を目指す。高遠にくるため昨日諏訪市に宿を取ったくらいなんだけど、なぜ高遠か? というと

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こんな長閑な農村風景を見にきたのだ。

鬼野村という農村に、デトロイトモータースという大手自動車メーカーの工場が進出。村内には推進派と反対派がいるのだが、なぜか推進派の人間が次々と落武者の亡霊に襲われて… というは怪奇大作戦 第12話「霧の童話」。長閑な農村風景、悲しげなストーリー、とんでもない結末。その鬼野村のロケ地が、ここ伊那市高遠町(当時は長野県上伊那郡高遠町)。

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40年以上前の話で、当時の痕跡は残ってないとは思うんだけどね。古い橋とかがあると目が行っちゃうのだ。

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俺もこんな石段の上で落武者に襲われたい。

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高遠小学校への階段(学校自体は既にない)。

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学校側から市街地方面を見る。

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鬼野村役場というか、高遠町役場(今は伊那市高遠町総合支所)。当時からの建物じゃないと思うけどね。これで堂々たる伊那市になった、というわけ。

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さて、高遠町には高遠駅っていう建物があって、霧の童話の最初のほうでもケンイチくんがSLにむかって「おーい」と手を振っていたんだけどさ。調べてみると高遠には鉄道路線が走ったことがなく、ここも昔から国鉄バスの駅だったらしい。じゃ、アレはどこの景色なんだ?(と思い調べると小海線っぽい、てか、霧の童話について詳細にロケ地をまわったblogがあった。すばらしいレポートで俺もそのサイト見てから高遠にくれば良かった)。

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伊那市から国道153号で松本市にきて、そこから国道254号で2本の有料トンネルに進む(地図3)。1本目は松本トンネル(今だけ通行料100円)。

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トンネルに入る前にちょとした休憩場(?)があって、そこから安曇野平野が見渡せる。

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こんな松本トンネルを抜けてしばらく走ると、2本目の三才山トンネルへ。

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コチラは軽自動車400円。前日にも雁坂トンネルを通っていて、有料トンネルばかり好んで行っているように思えるんだけど、実際好んで行っているのね。なんでかというと10数年前にどこかの山の中で有料トンネルを通ったんだけど、景色だけ覚えていて場所が思い出せなくて… 今回通った所は全部違う。あれは一体どこなんだ? まぁそんなんでトンネルを抜けて上田市へ。

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工業百年公園ってトコに静態保存されているデキ。上田電鉄から貰いうけたらしい。赤みの少ない紅葉に映える真っ赤な車両、見栄えするねぇ。で、この時点で昼を少しまわったくらいなんで、上田駅(地図4)で信州そばでも食べようと、市街地方面へ向かう。

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上田駅は大きな駅で新幹線、しなの鉄道、上田電鉄の3つが乗り入れている。蕎麦の美味しい地方は駅そばも美味しい事が多いので、何も考えず入口から近いそば屋さんへ。

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特上 えび天そば(500円+大盛100円)と、特上 葉わさび蕎麦(450円)。味はもちろん美味しい。出来上がりまでの時間がメニューに書かれているのが駅そばっぽいだけで、味は普通のそば屋さん以上。

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駅をウロウロしていると、事務所入口ドアに小さい丸窓が6個。真田氏の街だからね、六文銭。こういう遊びゴコロなデザイン、好きだなぁ。お腹も満たして、上田市から国道144号で嬬恋村方面へ。

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群馬県との県境、鳥居峠(地図5)に到着。ここから嬬恋村。嬬恋というと、レジャー施設かなにかで火事か一酸化炭素中毒か、なんか大きな事故が昔あったような… と思い嬬恋村の歴史を見てもなにもない。黒歴史は載せないのかなぁ… とwikipedia「火災の年表」みてやっと分かった。嬬恋村じゃなくて静岡県の「ヤマハレクリェーションつま恋」での事件だった。まぎらわしいぜ、俺の記憶! しかし、つま恋ガス爆発事故を調べると、その恐ろしいこと…

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国道144号を進むと右手に浅間山が見える。きれいな形の山だなぁ… と見とれるが、じつはランクAの活火山。そしてバイク乗り的には浅間山レースでお馴染み。カフェレーサー仕様のバイクで訪れたい。が、そんないいものは持ってない。さて、新潟港に行くのになんでこの道を選んだかというと、嬬恋村に終着駅「大前駅」がある吾妻線に用事があるのだ。

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長野原草津口駅(地図6)のあたりから鉄道の付け替え路線やバイパス道路が見え始める。ここから2つ先の岩島駅までの区間は、話題の八ッ場ダムに水没する区間。

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新道はあんなに高いトコを通る。

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この「川原湯温泉駅」も水の下。木造・瓦屋根のシブい駅舎なんだけどね。

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で、コレが見たくてやってきたのだ、樽沢トンネル。ここは日本一短い鉄道トンネルで長さ7.2m。このあたり、水没はしないらしいんだけど路線を切り回す際に旧線となる予定。ダムはできるのかい? やめると言ったり、やると言ったり。中断してるだけでも金はかかるから、はっきり決めたほうがいいんじゃないの?

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道路はいつの間にか国道145号に変わっている。東吾妻町の市街地(地図7)にくると、道路脇にハート形土偶のオブジェ。詳しい解説はこのページ参照。要は出土地の一つ。しかしこの土偶、すげぇデザインだなぁ。

この時点で、今回の旅において見たいモノとして目星をつけていたものは大体見た。後は本格的に新潟に向かうための移動。

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国道17号、三国峠経由で新潟に向かうんだけど、まずその国道17号に出るべく県道53号を進む。途中右手に「日本一大モミ」と書かれた表示がある。夕暮れてきたんで寄らなかっやけど、確かに大きなモミの木で、その名も「囀石のモミ(しゃべりいわのもみ)」と呼ばれているらしい。見ればよかったかな?

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ここはみなかみ町、旧町名でいうと月夜野町(地図8)。シブい高欄の残る橋をわたると国道17号に合流。しかし月夜野っていい名前だったのに、もったいないね(字名としては残ってるんだけどさ)。で、国道17号でガンガン高度をあげていくと

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赤い橋「新三国大橋」。コレ見ると三国峠にきたなぁ… って思う。もう少し進むと

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手振れでひどいけど、三国トンネル(地図9)で峠越え。で、どこの峠も大体昔は山頂を超える峠があって後にトンネルが整備されるんだけど、この三国峠は? とwikipediaを見てみると

全長は1,218m。新潟・群馬県境にある三国峠のほぼ真下を通っており、群馬と新潟を結ぶ唯一の一般道である。片側1車線で1957年(昭和32年)2月に開通した。これにより新潟・群馬県境にはじめて自動車が通るようになった。

歩いて越える峠しかなかったのね。そら面倒だったろう。国境の長いトンネルを抜けると、そこは雪国、新潟県。

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走ってる車、片手運転で1/30秒の写真撮ってるんだから、そりゃブレる。ここは湯沢町の苗場スキー場あたり。看板にもフジロックの聖地、みたいなことが書いてあった。雪国の舞台がロックの聖地になろうとは、川端康成も思うまい。国道を更に進んで

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新しそうな道の駅「南魚沼」(地図11)につく頃にはもう真っ暗。とりあえず売店へ…

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どこかで見たようなフォントの「魚沼五穀米」。穀、しか合ってない? いや、あれは殻か。とりあえず購入、五穀米好きだし。この時点で18時半近く。新潟市内で夕飯食べてフェリーに乗る算段で。

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新潟市内(地図12)に入ったのは21時半くらい。オカで最後の食事は王将で焼飯と油淋鶏。札幌にも王将できたんだけどね。なんとなく旅の間に食べる癖がついちゃってるのだ。

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そんなこんなで新潟港フェリーターミナル。旅も終わりか~ とちょっと寂しくなる。朝から走り続けて、フェリーに車乗せるのが23時近く。ちょっと眠たい…

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帰りもコペンは1F車両甲板。新潟港は真後ろの出入口から乗船となる(秋田、苫小牧東は横の出入口)。売店で缶ビール買って、ステートB和室(旧1等和室)へ。

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疲れたから、とっとと横になって旅の7日目は終了。本日の走行距離は400km。

東北・関東甲信越の旅2012の6日目 (6/8)

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2012.10.11 埼玉県熊谷市 → 山梨県富士河口湖町 → 長野県諏訪市

6日目の今日は、奥秩父経由で久しぶりに富士山を見にいくよっ、という風光明媚コースな日。明日の深夜、新潟発のフェリーに乗るんで、富士山のあとは日本海方面へ向かう。

 

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上品な朝食バイクングをホテル最上階のレストランでいただく。こういうところだと納豆は似合わないけど食べたいんだから仕方がない。

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熊谷の朝もイイ天気。幸い今回の旅は雨に当たっていない。この調子で行きたいもんだ。熊谷から国道140号、秩父鉄道に沿いながら西に進む。

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大きな鳥居のある道路を左折すると、関東の駅百選

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長瀞駅(地図1)に到着。駅もきれいだけど、

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踏切を渡り、

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路地を抜け、

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長瀞渓谷へ進むと、もっときれいな景色。季節的にはもう少しあとの紅葉の時期にきたら、超絶にきれいなんだろう。今日も幸い雲ひとつなくて日差しも温かい。温かいんで、

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渓谷におりる階段ではネコがお休み中。ひとが歩いていても逃げない所を見ると、大事にされているんだろう。渓谷の風景とあいまって、なんとも長閑だねぇ。長瀞をあとに秩父市街(地図2)へすすんで、道の駅「ちちぶ」で一休み。

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道の駅としては食堂あり、売店ありの普通の構成なんだけど「あの花」コーナーがあったりする。どうも秩父市が舞台のアニメらしいんだが、聖地巡礼と思われるお兄さんが来てたり、結構な賑わい。おりゃ秩父と言って思い出すのは秩父事件とドクター秩父山しかなかったからさ~ 今度見てみるかな。

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国道140号から見える武甲山。写真じゃわかりづらいけど、削られて山が変形している。調べてみると石灰岩の産出でこうなった、と。そうか、秩父セメントね。納得して国道140号を更にすすんで秩父鉄道の終点、三峰口駅(地図3)へ。

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ここも関東の駅百選に選ばれている駅。隣接して鉄道車両公園なんてのもあるので、そちらの見学に

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秩父セメント由来の貨車とか

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デキとか

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ED38とか、他にも色々静態保存されている。

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一般人は立ち入れない所を白猫が歩いている。どうも秩父鉄道沿線は、さっきの長瀞同様ネコに愛されているというか、なんというか、ネコのいる良い風景に出会う。ネコに見送られ国道140号を先に進む。

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だんだん高度をあげて、良い感じの狭隘な場所がでてきたりする。この道路で埼玉県と山梨県の県境は雁坂トンネル(地図)という有料のトンネル。

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全長6,625mという、普通の山を抜ける国道トンネルとしては日本一の長さを抜けて一休み。あとで気づくんだけど、普通車料金で請求されてた。ペットボトルの飲み物1本分損した~ と言っても後の祭り。富士山方面へ向かうということで、国道140号を走り山梨市から国道137号で御坂峠をめざす。

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御坂峠の手前(地図5)に国道137号と県道708号の分岐がある。県道のほうが旧国道でかつての御坂峠、国道の方はトンネルで簡単に峠越え。こんな時は迷わず旧道側へ進む。

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思った通り、狭くていい道。昔ここが国道でたくさんの交通があったんだな~ とか考えながら走る。新国道のトンネルは1967年開通、しばらくは有料トンネルだったんだけど1994年に無料化して、その時にトンネルが国道、この道路が県道になったらしい。

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峠の頂上で御坂隧道を抜けると、

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河口湖なめで、(残念ながら山頂まで見えない)富士山。こりゃいい景色。何時間見ても飽きない(先のある旅なんでそうもいかないが)。峠には当然のように茶屋があって

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天下茶屋って、恥ずかしながら知らなかったんだけどね。こんなにいい景色のトコにあるんだからきっと有名な店なんだよね。停まったついでに、ここで遅い昼ごはんをいただく。

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山梨といえば「ほうとう」でしょ。峠はちょっと薄ら寒く、オープンテラス(っていうのか?)の茶屋にはちょうどいい。味も激旨。次来る時は富士山の山頂まで見ながら食べたい! と思いながら峠をあとにする。

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県道を進み、峠をおりてきて河口湖の少し前で国道137号と上写真のように合流。県道はほとんど車とすれ違わなかったけど、時間に余裕があるなら御坂峠旧道、オススメ。富士山が上手く見えないんで、忍野八海に行ってみることにする。

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河口湖大橋(地図6)をとおりながら富士山。やっぱり山頂までは見えない。今日はダメっぽいね。国道139号に合流して、とりあえず道の駅「富士吉田」(地図7)へ。

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ここには2003年にきたことがあり、そのとき以来ぶりで2回目。たしか当時は富士山レーダーがそのまま置いてあった。今は富士山レーダー館という立派な施設になっているけどね。初めて富士吉田のうどんを食べたのもここだったんじゃないかな~ って、今日はさっきほうとう食べたからもう満腹で食べられないけど。うどんに後ろ髪ひかれながら忍野八海(地図8)に進む。

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で、忍野八海なんだけど。おみやげ屋さんから出てきてすぐのこの中池。きれいだし、中心部にあってすごい目立つんだけど、じつはこれは人工的に掘られた池で忍野八海ではない。

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ありがたがって小銭まで投げ入れちゃってる(これもナゾの風習だよね)けど、なんか釈然としない… ちなみに水はきれいで、水深8mあるらしいが底まで見えてる。

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もちろん、ホントの忍野八海(の、涌池かな?)も当然水がきれい。さて、もうすぐ16時なんでそろそろ今日の宿である諏訪市方面へ向かう。初めてナマで富士山見たのはツーリングで西湖(地図9)にキャンプした時。富士五湖では地味な方なんだけど、個人的には忘れられない湖。当時は携帯電話なんかないから、キャンプ地から公衆電話のある河口湖方面に向かったんだけどね。

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トンネルで徒歩の老婆とすれ違って、この辺に民家なんてないのに変だなぁ… とか思ってたんだけどさ。後に、西湖の辺りでトンネルにまつわる怪談があると知った(あなたの知らない世界かなんか)。それ以来、富士五湖のそばでトンネル通るといまだに指にルビーのリング老婆を探すのさ。そんな感じで、西湖から国道139号、国道358号と進む。

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地図10、甲府市のあたりでこんな夕暮れ。ここは昔、上九一色村の一部だった所。上九一色村は甲府市と富士河口湖町に別れて合併した村で、ある年代以上の人は絶対に忘れられない事件で有名になってしまった村。ちなみにサティアンのあった上九一色村は、こちらではなくて富士河口湖町に合併した方。

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笛吹市までくると、赤紫の夕暮れ。笛吹市って聞きなれない(失礼、道民なんで)な~ って調べてみると、平成の大合併で産まれた市なんだね。さっきの御坂峠も笛吹市と富士河口湖町にわかれている峠だった。

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山梨県の北杜市(つい、北杜夫を思い出す市なんだよね)こえて、長野県やってきたのは19時をまわった頃。富士見町ってくらいの街なんだから日中は富士山も見えるのかな?

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20時回って諏訪市に到着。遅いんで適当にファミレスで夕飯。本日の走行距離は290km。いよいよ明日、走るのは最後の日。

東北・関東甲信越の旅2012の5日目 (5/8)

Day05-20121010 

2012.10.10 福島県いわき市 → 茨城県水戸市 → 埼玉県熊谷市

5日目は主に移動の日。被災地ばかり見てると気が重くなるので、富士山でも見に行こうと山梨方面へ向かいつつ、今日は埼玉県まで行くという日。移動がメインの日なので写真も少ない。

 

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車高の低いコペンはホテル前に駐車させてもらってたのだ。で、東横インは朝食サービスってことで、おむすび + 焼きそば に、お椀でコンソメスープという、ここでも和洋アレな朝食をセレクトしてチェックアウトする。

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今日も天気はまぁまぁで雨には当たらずにすみそうな感じ。明るくなってからいわき市(というか旧平市)を走ってみると、結構都会という印象。いわき市、と言っちゃうと合併ででかくなりすぎて、どこを指しているのか… という感じだよね。

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ちょと買い出しでいわき市のスーパーマーケットに入ると、「いも煮会用の鍋 無料貸し出しいたします!」。芋煮会って山形がメジャーだと思ってたんだけど、福島も盛んなんだね。妙に関心しつつ、国道6号を南下して先へ進む。

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シブいオリジナルのビートルの後ろを走りつつ、高萩市までやってきた。跨線橋のガードレールに「海抜5.8m」の表示。(俺は)忘れがちだけど、先の地震で被害を受けたのは東北だけじゃないんだよね(高萩市は揺れによる被害のほうが多かったみたいだけど)。さらに国道6号を進み、日立市(地図2)へ。

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道路脇の駐車場に石碑が。よく見ると

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「馬力神」て、なんともモータースポーツ関係者が手を合わせたくなる石碑。何かと思って調べてみると、茨城県の教育委員会のサイト

“馬頭観(世)音”や“馬力神”といった石塔は、近世以降の国内流通に大きく貢献してきた馬に対する感謝や畏敬の念から、馬が急死した路傍や馬捨場などに多く祀られたものです。

ということらしい。立派な石碑だから、さぞ大切にされた、あるいは役にたった馬なんだろう。ちょっと進んで次は東海村(地図3)に行ってみる。

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どうとも言わないが、村の駅というには随分立派な駅舎と役場。もちろん、そこらの村より人口も多いんだけどね。あ、原子力施設の誘致を批判してるんじゃないのよ。起こりうることを考えあわせた上、民意で決めたことなんだから。ただ、こんだけの金が動くのに違和感があるってこと。んで、そこからさらに進んで水戸市(地図4)は県庁のあたり

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低層の建物が多い中にバキっと高層の県庁、目立つね~。水戸市はそこかしこに水戸光圀推しのものが見受けられるんだけど、御老公の湯ってのは、さすがにどうだ?(しかもそのサイトが 5650.jp ってのは… 会社にガッハッハ系のオヤジがいるな。そういうヤツ、嫌いじゃない)。水戸で簡単に昼ごはんをすませて、今度は国道50号で埼玉方面へ進む。

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結城市、古河市(地図5)と県道17号を進んでいくと何やらシブい建物。三和諸川郵便局だって。この辺は米屋さんとか酒屋さんとか、蔵のある建物が多いから、街並みに意匠を合わせたんだろう。そういうの、いいぞ! ここからちょっと南に進むと境町に入って、久しぶりに道の駅があったので寄ってみる。

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道の駅「さかい」(地図6)に寄ってみると、ホカ弁の容器サイズの納豆(さすが茨城!)とか色々ご当地モノを置いてあったんだけど、レモン牛乳って栃木じゃなかったかな? と思いつつ食べてみる。レモン牛乳10%使用なんだけど無果汁とか、色々突っ込みどころはあるけど、普通に美味しいアイス。

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16時近くなって、夕暮れっぽい坂東太郎(利根川)を渡りつつ、今日の目的地である埼玉方面へ進む。なんで埼玉かっていうと、吉見百穴という遺跡が見たいのだ。ここから50kmくらい先、埼玉県は吉見町にあるんだけど、また暗くなってから到着するヨカン…

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だって、17時でやっと隣町の北本。高崎線の踏切待ちが長く感じられる… 既にこんな暗さだしさ。

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暗くて見えねぇ~ の吉見百穴(地図7)。明るいとこんな感じ

40代オッサンになった俺は少年の頃(あるいは今でも)人造人間キカイダーとか仮面ライダーとかが好きでね。ここはキカイダー最終話でダーク秘密基地だったり、仮面ライダーだとショッカーのアジトだったり、そういう場所なのだ。ここもまた今度、明るい時にこないとね。目的も半端に達したので今日の宿である熊谷(地図8)へ向かう。

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駅方向へ歩いて行き…

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中華屋さんで今日の夕ごはん。安くて美味しかった。中華とか食べたけど、熊谷名産的な食べ物てなんなんだろう… (いなり寿司?、熊谷うどん?) まぁそんなこんなで主に移動日の5日目も無事終了。今日の走行距離は260km。

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Author:でこ
10数年ぶりに林道に帰ってきたオッサンです。
2007年・2008年の林道探索記録についてはコチラ

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