Amazonに納品書を再発行してもらう、の巻
半年から1年に1個ぐらいのペースでAmazonからデジカメを買っちゃったりするんだけど、買って2ヶ月のデジカメがGW直前にレンズバリア不調。開ききらなくなった… 写真にもレンズバリアの影が映って使えない!
強い衝撃も与えていないので、初期不良かとも思いメーカーのサポートへメールすると、商品と保証書、保証書に日付の記載がない場合は「購入日がわかるレシートや領収書を添えてほしい」と当然のお返事。さて、購入日がわかる書類は既にシュレッダー… ってことで今回の記事は納品書の再発行についてのメモ。
Amazonのアカウントサービスから、
ページ下部、「カスタマーサービスに連絡」 をクリック。
その後、ページ右「カスタマーサービスに連絡」 をクリック。ログインしてなかったらここでログイン画面が表示される。
商品を選択して、お問い合せ内容「支払い関連」、詳細内容「領収書、納品書」を選択、最後に「Eメールで問い合わせ」をクリック。
納品書を再発行してほしい、というようなことを書いてメール送信。
1週間後メール便で到着。Amazonありがとう。まったく納品書はホイホイ捨てるもんじゃないね。
2013年GWの旅 (3/3)
3日目、今日はウチに帰る日。朝日を見ようと一応4時に起きて見たんだけど、やっぱり荒天で見られなかったんで二度寝してからのスタート。
紋別市内にメモリアル通りという道路があって、どうもこれが名寄本線跡ということらしい。デザイン照明がSLをモチーフとしてて良い感じ。朝食をホテルでとらなかったのは紋別で行ってみたい店があったから
まりーさんの木という喫茶店で、
かにチャーハンを食べに来たのだ、朝から。コーンが入ってて味付けはバターが効いてるんで味はチャーハンと言うよりはピラフっぽい。もちろん美味しい! そして、モーニングセットのクロックムッシュも一口もらったんだけど、こちらも美味しい。
おなかも満たしたんで紋別をあとに国道273号で滝上方面へ向かっていると、なんだかすごく駅前道路感のある道(地図1)が。
そちらへ進んでみると
ありましたよ、上渚滑交通公園。
上渚滑駅跡なんだね。鉄路と国道が垂直方向なんで、恐らくこの線路とホームは後から復元されたものだと思う(調べたらアタリだった)。で、渚滑線てのがあったのね。気にしながら国道273号を進むと
道路の右手遠くに駅舎っぽい建て物。色は違うけど中名寄駅と同じようなデザイン。バス停から類推するに滝ノ下駅だと思う。まわりが私有地っぽいので遠くから眺めるのみで先に進む。
そこに昔線路があったってわかると注意深く観察するようになって、滝上町の市街地っぽいトコ(地図2)で濁川駅なんかも見つけちゃったりする。ココは今パークゴルフ場の休憩所? のように使われていて
駅のウラ(ホーム側)もなんだかそれっぽく残されている。というか建物にはあまり手を加えられていないっぽい。いつまでも使われるといいね。で、滝上まできたんで滝上公園のシバザクラの具合でも… と思い行ってみる。
斜面はまだシバザクラが咲いてないから緑色かな~ なんて来てたら雪で「白」。例年GWはこうなのか、今年の天気がオカシイのか(後で後者だと強く思う)。滝上の市街地を走っていると
また駅舎。今度は北見滝ノ上駅。ココが渚滑線の始発(? 終着?)駅らしい。中は資料館ぽくなってて裏手には
貨車移動機が展示されてる。良い感じのヤレ具合だけどこれ以上進むと単なるボロになっちゃうかな… 滝上から道道61号で上紋峠(地図3)を抜けて士別方面へ向かうんだけどね
だんだん積雪が… 四駆のエスクードとはいえ夏タイヤはマズい、てか、止まるときは四駆とか関係ないし… でも昨日もこんな感じの峠は通ったんで、もう少し進んでみようと、
こんなトコまで来ちゃった。こりゃマズい。もう道路がせまくてターンもできない… どうする、どうなる!? ……
… 積雪の峠を20分弱走って、やっと峠の下の岩尾内湖のそば。二度とゴメンな20分間だった。
岩尾内湖で写真撮りながら一休みしてると管理していると思われるおじさんに話しかけられた。「いつもの年はこんなに雪ないんだよね」。そうでしょ、そうだと思ったよ。さらに道道を進んで、士別の旧朝日町から道道639号で和寒を目指す。
士別と和寒の行政界から少し進んだ所(地図5)でダート登場。いいね、道道ダート。
締まっててなかなか走りやすい。そして
和寒の街が眼下にみえて見晴らしも良い。遠くに見えていた和寒を抜け道道99号→251号で鷹栖を走り、旭川(地図6)へ。
国道40号で旭橋を抜ける。こんな寒い日に旭川に来て、今は13時ということは、
みづので生姜ラーメン(大盛780円)ですよ。寒い時の生姜ラーメンはホントに効く。美味しいものにありついて、なおさらあの峠を無事越えられてよかったと実感する。
店を出ると天気は晴れてきてる。いいね。旭川からは国道12号→道道4号で芦別方面へ向かう。
道道4号の新城あたり(地図7)は未成線である国鉄芦別線の予定路線と並走してて、一部には路盤の跡があると聞いたことがある。草のない時期だとあれかな? と想われる土手が確かにある。ホントにそうかは分からないけどね。芦別までくるとカナディアンワールドまでの案内標識が出だしたんで、なんとはなしにそちらへ向かってみる。
カナディアンワールドあと2kmと書かれた看板のそば(地図8)に「芦別鉱業株式会社新旭炭鉱黄金露天坑」と書かれた看板。どう見ても生きている鉱山と言った感じ。調べてみると、北海道の石炭政策のページに
空知地域と留萌地域には、「露天掘」の事業者7社が操業しています
ってことで、どうも生きてるっぽい。廃線跡とか炭坑跡に見慣れちゃってるけど、北海道の炭鉱もちゃんと生きてるのがあるんだよ。露天で掘れる石炭じゃないと採算的に厳しいんだろうね。
新旭炭鉱の道路を挟んで向かい側、なにか橋台が見える。なんだかこの辺もちゃんと調べて探索しなきゃだね。で、カナディアンワールド方面へ進んでいくと
ありましたよ、カナディアンワールド。今は公園として無料開放されてるらしいので行ってみると
場内は一方通行で、車でも周回できるようになっている。
高台からメインの町並みを眺める。まだ使っている建物と、もう使われていない放置された建物があって、なんか異質な感じ。なんかの映画やドラマのロケに使えそうとは思うけど、具体的にどんな話がいいかは思いつかない。カナディアンワールドから国道452号で芦別市街を通り、いつもの炭山川橋梁(地図9)へ
うん、葉っぱのない木と相まって良い感じ。
ちなみに鉄橋内には入ることができず、フェンスが張られている(そりゃそうだよね)。で、その向こうには当時から掲げられていると思われる警告表示があって、それがまたシブい。さて、だいたい見るもの見たな~ と国道452号を南下してると、惣顔真布林道(地図10)て林道の向かい側、道路右手に
橋脚が数本見える。ホント草がないと色々なものが見えるね。芦別森林鉄道の遺構らしい。物は見やすいんだけど雪で近づけなくて、なんとも微妙。初冬にまたくるか?
このあとはダラダラと樹海ロードに合流して帰宅。今日は370kmくらいの走行。無事走りきって2013年GWの旅は終了。
2013年GWの旅 (2/3)
2日目は内陸部経由で紋別に行くという、なんとも効率の悪いルート選択。まぁ旅(≠旅行)は効率と対局にあるのもだから良いんだよ。
朝食バイキングは毎度テキトーな和洋折衷セレクト。このホテルのいいところは飲み物にカツゲンもおいてあるところ。酒飲みのオッサンは積極的に甘いモノを飲まないけど、なんか嬉しいね。
今日は天気良くない。雨だけならまだしも、風が強いんだよね。こういう日はあまり車外に出ないので面白い写真が撮れない(ウデの問題て話もある)。
稚内から宗谷岬へ向かう途中、少し手前にいくつかの石碑が置かれているところがあって、そこが「間宮林蔵渡樺の地」ってトコ。現在宗谷岬に設置されてる間宮林蔵の銅像は、もともと渡樺の地にあったらしいんだけど最北端の碑ができたときに移設されたらしい。
今回わざわざ海まわりで走ってるのは最北端の滝(地図2)を見たいから。なんだけど、雨の日に水物の景勝地を見るのってなんだか… だね。でも雪解け時でこんな感じみたいだから、夏には見られない滝の可能性アリ。来てよかったよ。
滝を後に猿払へ向かって国道238号を走る。浜猿払(地図3)で左折して、より海沿いの道を進むと
地平線まで真っ直ぐな道、エサヌカ線。水平線までの距離はだいたい3~4mと聞いたことがある。4キロ先まで平坦でまわりに何もない直線道路ってのは案外少ない。これで天気が良ければね~ 直線道路を満喫して浜頓別から国道275号で音威子府方面へ向かう。
ちょうど頓別川を渡る橋(地図4)の横に古い鉄橋。国道275号は旧天北線沿いを走ってるんだね。ちゃんと調べてからくればよかった。更に進むと木陰になにか橋っぽいものがあるんで、車を停めて近づくと
橋じゃなくてホームだ。そばのバス停が「新弥生」だったので、おそらく新弥生駅跡なんだと思う。雪もあるんであんまり近付かないで先へ進み中頓別町へ。
左手にSLが展示されてる公園があるなぁ… なんて見てると、敷地内にF-104が展示されている。そういや聞いたことがあったわ。道北の公園に104が展示されてるって。
うん、カッコいい。でもセンチュリーシリーズならサンダーチーフ(グエン・ヴァン・チョム a.k.a. トンキン湾の人喰い虎)が好きかな。ここから更に国道275号を進んで
道の駅「ピンネシリ」(地図5)で一休み。入り口に「敏音知駅」と書かれている。旧敏音知駅跡に道の駅が作られたらしい。ここにあるから読めるようなものの、敏音知がピンネシリとは普通読めないんじゃない? この先、275号を進んでいくと途中にもたくさん鉄橋とか遺構があって、ちょうど昼時に音威子府(地図6)に到着。
昼に音威子府ということは、当然、
音威子府そばを駅で食べるということ。オーダーは前と同じでやっぱり天そば+おにぎり(450円+100円)。あとからきたお客さんが注文してたけど、大盛はできないらしい。なるほど、今度来るとき沢山たべたかったら天そばとかけそばを注文してみようかな。ちょいと心配なのは
駅前の「みそパン」のお店が休業中。改装中なのかな? なんだか車に突っ込まれた風で少し気がかり。ココからは国道40号を南下して名寄方面へ
その途中、美深駅(地図7)に寄ってみることに。駅の2階は美幸線の資料室になってる。展示品の中に「日本一赤字脱出記念」みたいな記念品? が展示されていた。すげぇ記念だね。美深からもう少し南、次は名寄(地図8)へ向かう。
名寄の北国博物館にはキマロキ編成という鉄道除雪の編成が静態保存されてて、それを見に。機関車・マックレー車・ロータリー車・機関車の頭文字でキマロキと。前に見そこねてね、3年ごしで見ることができたよ。ここから国道239号で下川(地図9)へ。下川にも雪のない時期に見たいものがあってね。
道道ペンケ下川停車場線(道道354号)を山の方へ
エコマネジメント株式会社(下川鉱山)を抜け
もう誰も渡らない横断歩道を抜けると
菱光小学校の体育館が壊れてる! 少なくとも昨夏までは健在だったんだけどね。今年は雪が多かったせいかな… さらに道道を進んで行き止まり(道道としては起点)に到着。
ちゃんと道路の右側にあるじゃないですか、
起点側から見ると、こんな感じ。随分ヤレちゃって保護色っぽくなってるけど
やっと見ることができた、旧道道標識。ネットで存在を知ってから、ずーっと見たかったのだ。ホント国道標識を逆にした「おにぎり型」といった感じ。看板自体は「一般」と「ペン」がかろうじて読めるくらい。
次くる頃はどうなってるかな? と思いながら下川をあとに国道239号を東へ進み天北峠を抜けて西興部へ。ここで目を引いたのは
道路横の木、一定の高さの樹皮がなくなってる。エゾシカの食害らしい。エゾオオカミがいなくなったバランスの悪い生態系の結果といえばそれまで。じゃ、どうするかが難しい。ホントにどうしたらいいんだろ?
興部(地図10)まできてオホーツク海に再会。しかしすげぇ天候だね。道路の横には旧名寄本線の遺構もチラホラ。今日の宿がある紋別(地図11)まであと2~30キロ。
とまったホテルの屋上は展望スペースとして開放されていて、明日は4時20分に日の出とエレベーターの掲示板に書かれてた。この天気じゃ期待できないねぇ…
夕飯はホタテづくし~ 刺身とか貝焼きとかフライとか、味噌汁までホタテ。天気は良くなかったけど色々なもの見て美味しいもの食べて、総合的には良い日だったな… と思いながら2日目は終了。
今日もまぁまぁ走ったね、380kmぐらいだ。