2013年6月の三弦橋
集めてはいないんだけど、ダムカードのことは前から知っていた。
シューパロダムが完成すると大夕張ダムのダムカードって貰えなくなるんじゃね? と不意に思って晴れた日曜日の午後にシューパロダムインフォメーションセンターへ。南大夕張駅跡(車両が静態保存されている)のとなりにあるのは知ってたんだけど、中に入るのは初めて。
展示はダムのこと以外にも、鹿島地区の資料とか鉄道の資料とかいろいろあって、三弦橋についても1コーナー設けられていた。係員さんに「三弦橋って見に行けますか?」と聞いてみると、日曜日で休工中のせいか地図で大夕張ダム管理事務所への行き方を教えてくれた(行きたい人はインフォメーションセンターで聞いてみよう)。
新国道から作業道と思われるダートを抜けると
お久しぶり! の旧国道452号。もう走れないかと思ってたのに、またくる事ができてうれしいよ。はやる心を抑えつつ、味わうように走っていると
まえに見たよりも厳重に入口が閉じられている(多分)吉野沢隧道。水没対策なのかな? 更に進むと大夕張ダム管理事務所、いつもの駐車場。
夏に水没って聞いてる(ソース失念)けど、その頃に湛水試験をやるのかな。三弦橋ばかり気にしちゃってるけど、その下流にもダムに沈む「大夕張ダム」がある。
水がたまってるのが大夕張ダム、その向こうにある新しい堤体がシューパロダム。ダムがダムに沈むって、話がでかすぎてよく分からない。
管理事務所からダム提体のほうへ歩いていくと、ガードケーブルの支柱? に「ROUTE452」の文字。ここは旧旧国道452号。ちなみにこの箇所の旧国道452号は
旧シューパロトンネル。こっちも見ての通りそんなに古いトンネルじゃないんだけどね。奥から涼しい風が吹いてくる+人の声っぽいものが聞こえてくる、ということで、まだ完全には塞いでいないのかもしれない。そんなのを横目にダムへ進む。
大夕張ダム提体上部は残念ながら立入禁止。
大夕張ダムの下流側、シューパロダムとの間にあるのは発電所だと思うんだけど、あれも当然沈むんだよね。
いつまでも見ていたいけど、きりがないのでこの辺で。ココに車を止める次の機会に恵まれるといいんだけど。
帰り道、新国道にでる場所を迷って千歳町の方まで来てしまった。旭沢橋梁もまだ無事のようだね。上に見えるのは新国道452号。迷いついでに先に進んでみる。
交通安全都市・夕張市の看板。
そのちょいと先にある「キリ助」。キリ助は交番(駐在所?)の前にあった、と聞いたことがある。今は道路の両脇とも更地。
もうすぐ新国道と合流ってところで通行止め。素直にもと来た道を探して今日のところは帰ることにしよう。
夕張岳の方を見ると、付替道路の工事もピークだね。ここまで来たんだから、夕張の市街地方面も行ってみよう。
ゆうばりキネマ街道の1本山側の道路を進むと、
市街地中心部へ向けて降りる、気になる階段。多分、幸福の黄色いハンカチで島勇作が酔ってモメてた階段だと思うんだけどね、ちがうかな。
そんな感じで久しぶりに道道38号経由で帰宅して終了。来月もきたいけど、時間あるかな。
江差線の備忘録
2013年6月9日に木古内駅から江差駅まで駅舎を見て回ったんで、その記録。というか、自分用備忘録。
1.木古内駅
盛んに新幹線工事をやっている。駅の正面入ると連絡歩道の階段があるんだけど、その前に物産的なものを売ってるブースがあったり、農産物を売っていたり、なかなかローカル色が出てて好きな雰囲気。
木古内駅の西側に踏切がある。そこには3本のレールがあって、左2本は海峡線。右に曲がっていくのが江差線。
2.渡島鶴岡駅
閉校してそんなに時間が経っていない小学校と公園に隣接している駅。待合所裏に公園内の親水用? と思われる川が流れていて良い感じ。
次の吉堀駅まで道道5号とつかず離れず。道路との間に柵がないのどかさ。
3.吉堀駅
まわりに数件の民家。待合所はローカル線によくある車掌車リサイクル。
林道以外で「警笛鳴らせ」標識見たの久しぶりかも。次の神明駅までは結構距離もあって、道路と線路の距離が離れている区間が長い。
4.神明駅
道道から少し離れたところにある神明駅。駅前の家(?)は人の住んでる気配がしない… けど荒れてる風でもない。
神明駅から道道に戻る時に気づいた。保護色みたいな「神明駅入口」の看板。注意してないと見落としちゃう。
5.湯ノ岱駅
近くに温泉があり結構大きな集落にある湯ノ岱駅は久しぶりの有人駅。駅正面からみるよりも、ホームから見た駅舎のほうが良い形してると思う。
天ノ川駅
これじゃ何が何だか分からないので、4年前の写真から
2009.10 撮影
終わりの時が近いせいか今は駅名標も外しちゃってるけど、ここは「天ノ川駅」というJR北海道が所管していないニセ駅。駅風の何か。こういうのって、いいシャレだと思うんだけどね。
6.宮越駅
駅から少し進んで、橋を渡った向こうに集落があるらしい。実際待合所の横の花壇がキレイにしてあって、放置されてる駅ではない事がわかる。
宮越駅から少し道道を走ると、道路沿いにちょっとした集落がある。そこを左に曲がると次の桂岡駅がある。
7.桂岡駅
ここも車掌車リサイクル待合所。このタイプの待合所が弱いのは、サビが浮きやすくて風情を感じづらいからかな?
8.中須田駅
中須田駅も隣の桂岡駅からそんなに離れてないんだけど、メインストリートからはちょっと外れたところにある駅。昔は駅のそばのほうが町のメインだったのかもね。
ちょうど上ノ国駅を出た列車が走り去っていく所に遭遇。
9.上ノ国駅
民家? という感じの上ノ国駅。じつは民家っぽい部分は上ノ国町の商工会館で、駅は右側の一角を間借り(?)している。そして実は北海道最西端の駅でもある。
10.江差駅
終着、江差駅。久しぶりの有人駅。窓口に「硬券入場券10駅セット販売中」とか書かれているので、お布施代わりに購入。
廃止前約1年前の江差線の様子はこんな感じ。でもよく考えてみると木古内駅から五稜郭駅の間も3セク化するから様子は少し変わるんだよね。ちゃんと見ときゃよかったよ。