日浦洞門のこと
日浦洞門は旧恵山町にある手掘りのトンネルで、地図で言うとこのあたり。
これに気づいたのは2009年。こんな懐かしい道路がまだ残ってたんだ、と嬉しくなった。このページによると、
1929年に開通した素掘りトンネルである。
1985年に新道とサンタロトンネルが開通するまでは国道278号線であった。
函館と恵山を結ぶ路線バスが経由して運行している。
高波や落石により通行止めになる。
国道278号を恵山から函館に向かって走り、途中「女那川」で道道41号へ。
集落が終わるとゲートが見えてくる。しかし、ここをバスがねぇ…
ゲートの先はこんな切り通し。
そして採石場跡、かな?
海側を見ると、トンネルが4つ見える。
その4つのトンネル、手前から
日浦7号トンネル、
日浦6号トンネル、
日浦5号トンネル、
そして四角いロックシェードのついた日浦4号トンネル。ここまで直線で、その先曲がると
これも四角い日浦3号トンネル。ちなみに、
中は丸いシェードで覆われている。
つぎは日浦2号トンネル。曲がってるし。ココも四角いシェードなんだけど、
こちらはシェードがなく、コンクリート吹きつけ。
そして最後に日浦1号トンネル。一番いい風情だと思う。
日浦1号トンネル抜けるとゲートがあって、ここで日浦洞門区間が終了。で、疑問は
実際はないんだけど、地形図では砕石場跡っぽいトコにもトンネルがあるんだよね(矢印部)。
これはなんだろ、と思いつつ次は雪のない時期に徒歩で歩きたい。
お正月は函館へ 2/2
まぁまぁ晴れな函館の朝で2日目はスタート。
とりあえず函館駅へ。雪は降っていないけど、風で軽い雪が舞っているという感じ。
駅前の和光ビルは建て替えだっけ? もうシャッターが閉まってた。
函館を後に、新駅名で揺れる渡島大野駅へ。
わ、結構形になってる。
横にある仮設地下歩道で、現渡島大野駅へ。
跨線橋と仮設待合室。なぜ影になっているかというと
新駅舎がこんな感じで建設中だから。
来年6月供用開始。何駅になるんだろ?
ラッキーピエロで遅い朝食(早い昼食)を食べて、木古内方面へ向かう。
国道278号を進む。天気が怪しくなってきた…
木古内駅もずいぶん新幹線受け入れ準備(?)が進んだ。せっかくなんで江差線沿いの道道5号へ。
お、少し晴れてきた。しかも、
山をゆっくり進む列車に追いついた。こりゃ先回りして撮影チャンスかな?
ということで湯ノ岱駅の先にある鉄橋で待ちぶせ。慌ててアレだけど、もう少し右側が入った写真がいいな。
ちょっと先の天ノ川駅へ。今日は駅名標がついてた。
江差駅で再会。結構な人数が乗ってる。
普段からこれくらいの利用があれば廃止も無いんだろうけど、それは言わない約束。
日本海まで出ると、風が強いせいか雪が積もっていない。
豊浜トンネル(乙部町)のあたりでこんな積雪。せっかくだから道道740号へ進む。
帆越山トンネルを抜けると、
左手にすぐ太田神社と、
定灯籠。冬の日本海は厳しいね。
その少し先に太田山神社本殿への階段。相変わらずどうかしてる。
道道740号は太田山神社もいいんだけど、せたな側の狭隘区間も昔ながらの道路っぽくて良い。
せたな町で国道230号に合流して、以前から気になっていた場所へ。
気になってたのは今金町のループ橋。農免農道ってことは農地へ向かうのかな?
結構でかい。
ウシ(?)を模した橋名板に「光大橋」。
橋から街を見下ろすと、こんな感じ。夏に再訪問したい。
国道230号へもどり、今金町住吉の新旧230号T字路の所に何かのボックス。
旧瀬棚線にしちゃ新しい気もするけど、なんだろ? これも去年からのナゾ。
美利河ダムの先に、
小さい鉄橋。去年の夏には気づかなかったな。
長万部でもう16時をまわってる。かにめし買って、ウチへ帰ろう。
お正月は函館へ 1/2
正月休みくらいは雪の少ない所へ行こうかな~ と函館へ行きつつ、久しぶりに戸井線も見に行こうという旅。
行程的には昨年6月のツーリングに似た感じ。
一般道だと中山峠→洞爺湖を経由して噴火湾へ抜けるんだけど、山部分をショートカットしようと道央道へ。
しかし、50km/h規制 + ちょっとした渋滞なので苫小牧西で国道36号へ。
国道ものすごく空いてるし。室蘭まできたので、久しぶりに白鳥湾展望台へ。
こんな階段登ると
うーん、やっぱりここは夜景の方が良いな。
室蘭から国道37号へ進み、豊浦から道道608号へ。
この道の醍醐味は写真中心のカムイチャシトンネルと次のチャストンネルを抜けたあたりから…
まず、14t規制の標識と旧室蘭本線のトンネル。
トンネルをよく見るとスズメバチの巣、かな?冬だから大丈夫だろう。更に進むと
狭隘区間。イイヨイイヨー
狭隘区間を進むと、さっきのトンネルの出口が見えてくる。
ちょうど旧室蘭本線と道道の交点からトンネルを見る。入れそうな雰囲気だね。次きた時考えよう。
道道から再び国道37号で長万部へ。
長万部駅前は雪が降ったり止んだりの繰り返し。
そんな天気なんで、見どころも少なく走り続ける。森から旧砂原町市街を抜けるため道道1028号へ。
お、「太平洋の海底炭」。懐かしい看板だね。30年位前によく見かけた記憶がある。
国道278号を進んで、鹿部町の三味線滝。三年ぶりだけど、今日も三味線の音色には聞こえなかった。
国道278号はいつの間にか新道がつながっていた。眼下には旧南茅部町市街地。晴天時に見たいね。
旧恵山町で道道41号へ進むと、でかいアヒル… じゃない。白鳥が歩いてた。
えぇ!? と思って見てると、どうも餌付けされてるっぽい。
この道道へ来た理由は久しぶりに日浦トンネル(旧)を通りたかったから。相変わらず良いね。
日浦トンネルについてはいずれ別ページで。トンネル抜けると旧戸井町。戸井町といえば、
未成線のアーチ橋だったんだけど、この部分は撤去されたんだね。
2009年5月 撮影。 今もちょっとだけ脚が残ってるんだ。
他の部分は残ってるけど、解体の原因が老朽化であれば、ここも時間の問題かな?
日も暮れたんで、国道278号で函館は湯の川温泉に向かい、1日目は終了。