漁川で謎の橋梁を見る
去年の今頃、来年は旧恵庭岳公園線と鉄道の遺構を探索したいなんて言ってたんだけどね。
あんまり行けてなかったので少し探索してみようと出かけたのが今回の話。
川に残ってる橋梁の遺構を探すのが手っ取り早いかな、と漁川沿いの恵庭岳公園線を走る。
水管橋の右横に、なにか古い石積みの… 橋台かな? 旧道か鉄道か、あるいは別の何かか。
橋や脇道から川を見るんだけど、なかなか見つからない。当てずっぽうではキビシイ。
そんなことを繰り返していると、霧のむこうにに何か橋梁を発見。ずいぶん桁が太い橋。
車を停めて、それらしい脇道を歩いていくと…
さっきの橋だ。でもこの橋の違和感は何だ? 桁が太すぎるのもそうだし、高欄があるのに地覆がないとか。
ちなみに地覆と高欄は上写真を参照。端の出っ張りが地覆、高欄は手すりね。
なんとなくだけど、これは橋として生まれたものじゃなく、施設の上を渡れるようにしたものっぽい。
橋?を途中まで渡って写真を撮っていると、対岸で「ガサガサッ!」と何かが動く音がした。
慌てて車に駆け戻る。こええよ! 心が折れたんで今日の探索はこれで中止。
帰宅後、地形図を見てなんとなくわかった。
赤い矢印が多分あの橋なんだけど、漁川発電所に続く青い点線が橋と並行してる。
これ、発電所の導水管で、橋の桁が太いのは水が流れる函渠だからじゃない?
つまりアレは鉄道の遺構じゃなくて、現役の水管橋だという推理。どうかな?
千歳市美々ってトコロ
千歳市には美々という字名があって、新千歳空港とか秘境駅で有名(?)な美々駅がある場所。
昔、札幌の小学校でも教科書か副読本で美々貝塚のことを勉強したような…
ということで、林道遊びのあと美々貝塚へ。
6000年前は美々駅あたりが海岸線で、このへんが漁場だった、みたいな解説が書かれている。
建物の中に地層が保存されているんだけど、鍵がかかってて入ることができない。
隣の環境センター(ゴミ処分場)の計量所で鍵が借りられると知ったのは後のこと。失敗した。
美々にきたんだから、ついでに美々川の源流部も見ていこう。
このハクチョウは渡ってきたのか、住んでいるのか…
そんな感じで、美々は交通の要衝であり今も昔もゴミ処理場があって、しかも自然豊かな場所。
2014年10月の千歳・苫小牧林道入口しらべ
10月11日、千歳の林道でクマに襲われた人がいた、というのはニュースで見た。
その後あのへんの入口はどんな雰囲気かな~ と友人(林道リハビリ中)のJB23で様子見に行ったのが今回の記事。
いつもの進入ルート、千歳市文京の入口(地図1)へ行くと… チェーンで封鎖。
知らなかったけど、この道は林道じゃなくて北電の道路だったんだ。
入口そばの脇道、厚平内延長線もゲートクローズ。
もう1個の脇道も少し進むとクローズ。ここらへんからの進入は無理だね。
さっきの入口から更に東、桂ゴルフ倶楽部へ向かう道から進入ルートを探すと…
西に進む苫小牧市道かな?(地図2)から入れそう。
「地図3」でいつもの道に合流。作戦成功。
フラットで走りやすい道。
フラットな道は地図4で右に曲がり、そこにゲート。ここはいつも閉じてる。
なので直進側に続く細い道へ。この辺はいつもどおり。
落ち葉の下は流水で深いモーグル地形になってて結構イヤ。
やっぱりジムニーは街より山が似合う。
地図5分岐を右へ。フラットな路面に落ち葉のカーペット。
少し進むと地図6で大きな高圧線鉄塔のある広場へ。
鉄塔を直下から見上げるとこんな感じ。
ここから右へ進む細い道と、左へ進む高圧線敷に進めるんだけど、まずは
右の細い道へ… 進んでいく。すぐに結構なダウンヒルコースで今日は断念。
ドライバーが林道リハビリ中なんで無理しちゃマズい。
地図6を左へ進むと… フラットで鉄塔の管理用道路といった感じ。
地図7で初めての交差点。左右はこんな感じの走りやすそうな道。直進しよう。
地図8でアスファルト舗装の道路に合流。ここは苫小牧から桂ゴルフ倶楽部へ行く道だ。
というわけで舗装路で地図2に戻り、もう一つの進入ルート候補へ。
地図9、向陽橋手前の烏柵舞林道へ抜けるダートへ。この途中に渡河ポイントがある。
地図10に渡河できそうなところはあるんだけど、向こう岸近くが深そう+諦めた跡が…
やめておくか。
ここ、川がキレイで好きなんだよね。
進入ルートの目星もついたんで、今回の探索は終了。