石見銀山・龍源寺間歩と清水谷精錬所跡
石見銀山まで来たんだから間歩を歩いてみたいけど、大久保間歩は平日にツアーをやってない。
というわけで、次善の策で龍源寺間歩へ。ちなみに間歩ってのは坑道ね。
このあたりの地区内は一般車両通行止めなんで、電動アシスト自転車を借りて出発。
(普通の自転車も貸してるけど、間歩まではずーっと上り坂なんでアシストじゃないとキビシイ)
舗装された上り坂を進んでいく。まわりは日本の街並みって感じで良いね。
案内に従い進んでいくと「清水谷精錬所」と書かれているのでそちらへ。
お、不自然な山肌が見えてきた。
ここが清水谷精錬所跡か。
明治27年設計、翌年完成。そして不採算のため明治29年10月に1年半の使用で操業停止。
時節柄、草がビッシリ生えてるけど、近づくと精錬所跡だと分かる。
精錬所から戻り再び自転車で進む。その先で駐輪場に自転車を停めて龍源寺間歩へ。
入場料410円を払い間歩へ。
暗く四角いトンネルといった感じ。
岩肌にはノミの跡も残る。
間歩を出て付近を散策。
このあたりには500番以上の数字があてられた小さい間歩がたくさんある。
地元の方に聞いたら、立って入れる間歩が稀で、大体は這って鉱石を採掘してたらしい。
間歩を堪能して自転車で坂を下る。
間歩以外にも史跡はたくさん。今回は時間がないけど、また今度ね。
出雲大社前駅@島根県出雲市
出雲大社の大鳥居へ続く道を歩いていると、洒落た建物が見えてくる。
一畑電車の出雲大社前駅。
10年前にも来たけど、相変わらずステンドグラス風の窓が特徴的で美しい。
相変わらずじゃないのは、以前タクシーの駐車場だった所がカフェスペースになったこと。
2005.10 撮影。外壁も綺麗になったか。
あと、大きな変化はデハニ50形電車が展示されていること。
中に入ることもできる。
運転台、小さいマスコンがシブい。
分電盤に「カラオケ」と書かれている。
ホーム側から見ると現役みたいだね(車籍はあるみたいだけど)。
旧大社駅
でかい和風建築デザイン。出雲大社がモデルな旧大社線の大社駅。1990年4月に廃止。
しかし良い駅だね。大正13年竣工の木造駅。
開放は17時まで、で、ココに着いた時間は17時。今回は外回りだけ見学しよう。
なんか駅名版が新しすぎやしないか?
団体改札。さすが観光地の駅だね。向こうにD51も静態保存されてる。
ホームも長いね~ 往時は沢山の観光客が降りたんだろう。
建具の意匠も素晴らしい。
線路の先は… 道路になってるみたい。
線路に降りる階段のカバーにウサギのデザイン。いちいち良いね。
大社駅をあとに線路があったと思われる道路をとおり市街地へ。次回は中に入りたい。